こんにちはkohapaです。
100万人に1人という肺の病気を患い闘病中です。
様々な検査を行う中で、セリアック病という小腸の病気の疑いがある事が採血検査から判明しました。
より詳しい検査をする為、ダブルバルーン内視鏡検査を受けると、小腸入り口部分に異常がある事が判りました。
ダブルバルーン内視鏡検査は、小腸の一部しか検査出来ない為、小腸の全体を撮影する事の出来るカプセル内視鏡の検査を受ける事になりました。
カプセル内視鏡検査の体験談をお話します。
小腸カプセル内視鏡とは?
超小型カメラを内蔵した【長さ26mm×幅11mm】のカプセルを飲み込むだけの内視鏡検査です。
カプセル内視鏡には、2つのカメラとLEDライトが内蔵されています。
ゆっくり進むときは1秒間に4枚、速く進むときは35枚の画像を撮影でき、撮影された画像は、腰に取り付けたレコーダーに保存されます。
水と一緒に飲み込み、通過する消化管を撮影することができる新しいタイプの内視鏡です。
カプセル内視鏡を用いた検査は、バリウムを用いた造影検査や、通常の内視鏡検査より苦痛や不快感が少ないのが特徴です。
カプセル内視鏡は使い捨てタイプで、排便時に自然に排出されます。検査のための入院は必要はありません。
検査手順
- 検査前日の夕食は、午後10時までに摂りそれ以降の飲食は控える。
水などの水分摂取はOK。 - 検査当日、アンテナを腹部に貼付し、記録装置をベルトで腰に付けます。
- 水と一緒にカプセル内視鏡を飲み込みます。
- カプセル内服して2時間後から飲水、4時間後からは軽い食事可能となります。
- 日中の行動は基本的には自由。帰宅しても仕事へ行ってもOK。
- およそ8時間後にアンテナと記録装置を返却して検査終了。
- カプセルは自然排泄されます。
検査費用
3割負担で28,000円程です。
カプセル内視鏡を体験した感想、検査結果。
説明にもあるように、痛みや不快感は無いので体に負担の少ない検査でした。
「長さ26mm×幅11mm」と、内視鏡としては小さいものの、飲み込む時にはカメラが動いている為、LEDライトがチカチカ光っています。
小さいながらも、機械感満載なカプセルを飲み込むのは少し躊躇しました。
薬を飲み込むのが苦手な人は、カプセルを飲み込むのがちょっと怖いかもしれません。
飲み込んだ後に、医師と記録装置を確認すると、記録装置の画面に胃の中らしき画像が1秒間隔くらいで切り替わって行く様子が見えました。
体内を進んでいる事を確認して、後はひたすら待機です。
朝から昼過ぎまで食事は摂れないので、さすがにお腹が空きました。
行動はある程度自由ですが、私は自宅から離れた病院に通院している為、帰宅する訳にもいかず、病院内で待機する事にしました。
夕方に終了したので、約10時間。一日が長く感じました。
カプセル内視鏡検査の結果は?
検査の結果、やはり異常が見られるのは小腸の入り口部分のみでした。
セリアック病に詳しい医師に判断を仰いだものの、セリアック病である可能性は高いが自覚症状や代表的な症状が出ていないことから、可能性はあるけど診断はつけれられないという事でした。
以上の結果から、特に食事療法などの対策はせずに経過観察をするという方針に決まりました。
しかし、グルテン除去で持病が改善する可能性があるならと思い、麺類や揚げ物、パンなどのグルテンを多く含んだ食材の摂取を自主的に控えるグルテンカット食生活に取り組んでみる事にしました。