もしも急に入院が必要になってしまった時、何を持って行っら良いのか悩みますよね。
病院のパンフレットには、必要最低限の持ち物しか基本的には書いてありません。
入院に必要なグッズは、経験して初めて「こんな物があると便利だな」と気づく事が沢山あります。
私は現在36歳、最近4年間で、3つの病院に合計10回以上の入院を経験しました。
そんな経験を元に、入院生活に必要な物から、より快適に過ごすためのグッズをまとめてみました。
まさに入院の準備をしているという方、是非参考にしてみてください。
入院準備開始!これは忘れちゃいけません!
手続き等で必要となるもの
- 診察券
- 保険証
- 印鑑
- お薬手帳
- 使用中のお薬
入院が始まると、薬剤師さんがやって来て、現在内服中の薬を一旦預かり、チェックします。
その後、返却される事もあれば、病院側が管理する事もあります。
入院の過程で、使用する薬剤との相互作用などの関係もあるので忘れないようにしましょう。
入院中の飲食関係で必要なグッズ
水筒・ステンレスボトル
病院によっては食前に温かいお茶を配ってくれる場合があります。
500㎖~1ℓくらいの水筒があれば、お茶や水などの購入代金を抑えられます。
入院していると内服薬を飲むのに、水やお茶は沢山必要になります。
お茶の配給が無い場合でも給湯器があるので、ティーパックを持参すると節約になります。
マグカップ
飲み物用としてひとつあると良いです。
お気に入りのコーヒーや紅茶を持参すれば、病室でもリラックスした時間を過ごせますね。
除菌シート
病院は多くの人が行きかう場です。入院中は細菌・ウイルス感染のリスクも少なくありません。
最近では所々に消毒液が設置してありますが、持っておくと安心。
治療で洗面所まで動くのがしんどい時には助かります。
スプーン・フォーク
箸は忘れにくいけど、スプーンやフォークは意外と忘れる事があるグッズ。
利き手が使えない状況があるかもしれません。そんな時はスプーンがあった方が食べやすいでしょう。
また、病院食では、カレーなどスプーンを使う食事も出るので持っていた方が良いです。
私は、スプーンを忘れた時にカレーを口に流し込んで食べた経験があります(笑)。
ストローキャップ
手術後など、しばらくベッドから体を起こす事ができない事があります。
ペットボトルに付ける事が出来るストローキャップがあります。
ストローキャップが必要な検査が予定されていれば、事前に案内があると思います。
ふりかけ
病院食は基本、味薄めなのでご飯が進まない事もあります。
そんな時はふりかけがあると助かります。
入院中にはしっかり栄養を摂る事も大切なので、なるべく完食するように心がけたいです。
患者さんによって、塩分制限があってふりかけがダメな事もあるので事前確認が必要です。
隠れてふりかけを使っているおじさんが、看護師さんに怒られているのを聞いたことがあります(笑)。
入院中の生活で必要なグッズ
パジャマ
パジャマは持ち込んでも、病衣を借りてもどちらでもOKです。
病衣のレンタル料は病院によって違いますが、平均100円~300円/日程度です。
入院日数にもよりますが、家族が定期的にお見舞いに来てくれるのなら持ち込んで、洗濯をお願いした方がいいかもしれません。
病衣は薄いので、結構寒いです。寒さに弱い方は普段のパジャマの方が良いかも。
軽めの上着
病棟はしっかり空調が効いている為、夏は逆に寒く感じる場合もあります。上着が一枚あった方が良いです。
また、外来病棟まで検査に行くこともあり、冬は寒いので上着は必須です!
サンダル
ベッドを降りる度に靴を履くのは面倒なのでサンダルはあった方が良いです。
最近、サンダルは転倒の可能性がある為、かかとのあるスニーカーをという案内のある病院が多いので事前に確認した方が良いでしょう。
クロックスタイプのサンダルが使用しやすいと思います。
イヤホン
パンフレットにも必ず記載されています。
病室でテレビを見る時は、イヤホンを使うのがマナーです。
しかし、特に年配の方は、知らずに持ってきていない方をよく目にします。
※売店で購入出来ます。
コードの長さに注意!
一般的なイヤホンだとテレビからの距離が短く、ベッドに横たわって観る事ができない。
コードの長いイヤホンや、延長ケーブルが売っているので用意しておくと快適にテレビを見る事ができます。
タオル
最近は、洗面所にペーパータオルが常備されているので手洗いした時は助かります。
朝、洗顔をした時用にフェイスタオルは数枚用意した方が良いです。
入院中、シャワーやお風呂の使用が可能なら、バスタオルもあった方が良い。
シャンプー・歯ブラシ・髭剃り
この辺りも、準備が必要です。
シャンプーや歯ブラシなどは、旅行用の物を用意すると荷物にならず、扱いやすいです。
ボックスティッシュ
ティッシュは何かと使うので、準備した方が良いですが、結構かさばりますよね?
売店にも必ず売っていますし、高い物でもないので荷物を減らしたい場合は売店購入でもいいかも。
洗濯洗剤
病棟には、ランドリーがあります。
自分で洗濯をする方は、洗剤を用意する必要があります。
旅行用の小分けになった洗濯洗剤が売っています。
小さくて、かさばらないので便利です。
ショルダーバック
ちょっと売店に買い物に行くとき、検査に行く時にあると便利。
病衣には基本ポケットが付いていません。
小さめのショルダーバックがあると貴重品も入れて持ち歩けるので便利です。
点滴や医療機器が繋がっている時は、手が塞がるのでショルダーバッグが使いやすい。
入院中の娯楽グッズ
スマートフォン・タブレット・ノートパソコン
暇な時間が多い入院生活においては、かなり助けになってくれます。
動画配信サービスに登録している人は、暇をしない位楽しめてしまうかもしれません。
ただし、通信量には注意が必要です。契約によっては直ぐに通信制限がかかってしまいます。
無料Wi-Fiが入っている病院もあるようですが、今現在はごくわずかのようです。
私が入院した病院は14日間1,029円でWi-Fiプリペイドカードが購入できました。
そのおかげで、テレビはほとんど見なかったので、テレビカード代がかなり節約出来ました。
入院前に施設のWi-Fi環境を調べておくといいと思います。
入院中にWi-Fiレンタルで快適なネット環境を手に入れよう!
ポータブルDVDプレーヤー
スマホを持っていない、又は、容量が少ないから動画は見れないという方は暇つぶしになります。
病院によってはキャビネットにDVDプレーヤーが内蔵されている所もあります。
1週間以内の入院であれば、見たいDVDを数本借りて来るというのもいいですね。
こんなのあると良かったなー!と思った便利グッズ
クリアファイル・書類ケース
入院中は、検査内容の確認書や、手術・検査の同意書など、沢山の書類を渡されます。
必要のない物もありますが、大事な書類を無くしたり間違って捨ててしまっては大変です。
重要な書類は、クリアファイルや書類ケースに保管しておきましょう。
電源延長コード
入院中はスマホやタブレットを使って暇つぶしをする方も多いと思います。
基本的にコンセントは頭上にある為、充電しながらの使用、充電しながら動画を見たい時には長さが足りないです。
そんな時に延長コードがあるとタブレットやスマホをテーブルに置いたまま快適に使用できます。
S字フック
入院中はなるべく手の届く所に必要な物を置きたくなりがちですが、そうすると、テーブルの上やキャビネットがごちゃごちゃとします。
キャビネットには、レールが付いているので、S字フックをひっかければバックなどを掛けられるし、Sフックに小さなボックスをつければリモコンや携帯などをまとめられるのですっきりします。
スマホスタンド
スマホで動画を見る事がある場合、ずっと手で持っているのは疲れます。
ハンズフリーでストレス無く、動画を楽しむ為にはスマホスタンドがおすすめです。
100均でも購入する事が出来ますよ!
快適な睡眠をとる為にあると良いグッズ
慣れない入院。赤の他人との大部屋。いつもと違う狭いベッド。
最初はなかなか眠れないものです。
快適な睡眠を得る為にあると助かるグッズを紹介します。
耳栓
4人部屋なら必ずイビキのうるさい人はいるので、絶対に持っていた方がいいグッズです!
私は耳栓を忘れ、ティッシュを詰めて対策していましたが、効果は薄いので耳栓があるといいですね。
一般的なスポンジ式の耳栓だと結構イビキが聞こえる場合があるので、シリコンだとより音を消してくれるので快適に眠れるかもしれませんね。
アイマスク
病室は消灯となっても廊下から光が入ってきたり、同部屋の人がスポットライトを付けたり、真っ暗になる事はありません。
夜に眠れなかった時の昼寝用にもアイマスクがあると、睡眠不足解消に役立つと思います。
普段使っている枕
枕が変わると寝られない人いますよね、病院の枕はうっすい枕です。
寝心地が良いとは言えません。
荷物としては大きいですが、良い睡眠が取れるかどうかは結構大事なので枕を持ち込むのも有だと思います。
実際に、持ってくる人も居ます。
まとめ
大きな病院では、売店で大半の物が揃う程充実しています。
しかし、事前に入院準備をしておいた方が、売店で購入するより費用もかなり抑えられるでしょう。
100円ショップで揃えられる物も沢山あります。
経験が無いと、なかなか必要な物や、あったら便利な物って思いつかないと思います。
是非、参考にして快適な入院生活が送れる準備をしてください。
病院によって持ち込みNGな物もあるので、心配な物は事前に問い合わせてみてください。