こんにちは、肺に難病を抱えるkohapaです。
3年間で10回の入退院を繰り返しました。
30代にしてベテラン患者となりつつありますが、今回はお見舞いに来てくれた方からの差し入れについて。
患者目線で嬉しかった物、ちょっと困るなー。。という物を私の感覚ではありますが、経験談からお話します。
ご友人などのお見舞いに行こうと考えている方、参考にしていただければと思います。
実際にもらって嬉しかったお見舞い5選
本・雑誌は新しい事に興味を持つきっかけになるかも!?
本や雑誌は定番の1つでもありますね。
入院中は、普段あまり本を読まない人でも読んでみよう、と思う機会でもあります。
まさに私がそれですが、最近は漫画も小説も雑誌もアプリで読むことが出来てしまいます。
なのであえて、自分がおすすめする小説や雑誌などを差し入れとして持って行くのも有りだと思います。
入院中は暇な時間も多いので、意外と普段気にしていない事に興味が湧く事もあります。
「自分じゃ買わないな」というジャンルの本でも試しに読んでみるいい機会でもあったりします。
普段接しないジャンルだからこそ、新しい事に気づいたり興味を持つきっかけになる事があるかもしれません。
ポイント!
- 本を差し入れとする場合、あまり量が多すぎると退院時に持って帰るのが大変です。
パズルは意外と没頭できる!
パズルが好き!って人はそんなに多くはないですよね。
私もちょっとやった事はあったくらいで、1つのパズルを完成させた経験はありませんでした。
もらった時は「パズルか~(-_-;)」と正直思ってしまいましたが、これがまんまとハマってしまいました。
入院中は不安に駆られて余計な事をあれこれ考えてしまう事もあります。
何かに没頭できる暇つぶしは気分転換になってとても良いと思います。
ポイント!
- 大きすぎる物は邪魔になってしまうので小さ目のパズルを選びましょう
飲み物・お菓子はみんな大好き!
入院中は飲み物や間食に結構お金を使ってしまいます。
量も少なく味の薄い病院食は物足りず、売店におやつを買いに行く事もしばしば。
プリンやゼリーなどの甘味はいただけると、とても嬉しかったです。
大部屋に入院していると、同室になる患者さんは年配の方が多いですが、年配の方もよくお菓子食べてます(笑)。
売店まで動けないような患者さんであれば喜ばれると思います。
ポイント!
- 飲み物やお菓子などの差し入れを考える場合は、患者さん本人に食事制限がない事を確認しましょう。
- 病室に冷蔵庫の無い病院もあります。私の地元にある市立病院の大部屋には冷蔵庫がありませんでした。飲むヨーグルトの差し入れをもらいましたが、保冷できず家族に持って帰らせました。
DVD(映画)は長時間時間を潰せる上に楽しめる。
病室のキャビネットにDVDプレーヤーが付いている場合があります。
最近ではスマホやタブレットで映画やドラマなど見放題の動画サイトが多数あります。
しかし、通信量の関係でみる事が出来ない、スマホやタブレットを持って居ない方にはDVDの差し入れも喜ばれるかと思います。
私は過去、友人がDVDを10本程レンタルしてきてくれた上に、さらにポータブルDVDプレーヤーまで貸してくれたので物凄く助かりました。
ポイント!
- レンタルの場合は返却日の事も考えて差し入れしましょう
ほっこりする手紙は何度も読み返したくなる
私は30代男性なので、同性の友人から手紙をもらった事はさすがにありませんが、妻や娘からもらった手紙や似顔絵は嬉しかったし、本当に心の支えになりました。
女性同士の友人関係なら、もらうと嬉しいんじゃないでしょうか?
おやつに手紙を添えての差し入れ、心温まります。
帰り際の気遣い
お見舞いからの帰り際、読み終わった週刊誌や空のペットボトル等「捨てておく物ある?」と一言心遣いをしてくれるとありがたく感じます(点滴が繋がっていたりすると動くのも結構大変です)。
頂いたけど、ちょっと困った差し入れはこんなもの。
フルーツは簡単に食べられるものが良い
メロンを丸ごと頂いた事がありました。
メロン大好きですが、ナイフは持ち合わせていないしちょっと困りました。
妻に持って帰ってもらい、切って差し入れしてもらいました。
みかんや、ぶどう等の食べやすいフルーツなら喜ばれるかもしれません。
友人からの現金はなんか申し訳ない
頂いて困るという訳ではありませんし、お見舞金を渡すのは一般常識ではあるかもしれません。
ですが、親しい友人という間柄で現金を頂くのは申し訳ない気持ちが先にきてしまいます。
お見舞いに来てくれただけで物凄く嬉しいんです。
気持ちは凄くありがたいけど、お茶1本、コーヒー1杯の差し入れと少し話相手になってくれたら私は嬉しい。
入院お見舞いのまとめ
入院の経験のない方には気づかないポイントもたくさんあります。
患者さん本人の容体によってはNGな物もあるので、悩む場合は本人に欲しい物が無いか聞いてみるのもいいと思います。
大人の付き合い上のお見舞いとなると社会的な常識という観点もありますが、親しい関係であれば、患者さん本人としては来てくれるだけホントにありがたい気持ちです。
入院生活は孤独を感じてしまう事も結構あります。
ちょっと入院生活のグチを聞いてもらうだけでかなりスッキリしますよ(笑)。