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ステロイド副作用

プレドニンの副作用ムーンフェイス、パニック障害を発症!

投稿日:2017年11月21日 更新日:

肺に100万人に1人の難病を抱えるkohapaです。

2015年、32歳の時に病状が悪化し、初めての入院を経験。

ステロイドパルス療法を受けました。

1ヶ月の入院を経て職場復帰。

プレドニンは沢山の副作用があると言われています。

最初は大丈夫だろうと軽視していましたが、退院から約1ヶ月で副作用が出始めました。

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副作用のムーンフェイス、思っていたよりも辛かった。

復帰から1ヶ月経った頃、プレドニンの代表的な副作用「ムーンフェイス」が出始めました。

少しづつ頬に脂肪が付き始め、朝は特に顔が浮腫んで目が開けにくい程でした。

職場でも「太った?」と言われる、友人にも開口一番「どうしたの!?」とビックリされ、顔が丸くなり自分で鏡を見ても自分じゃないと思うくらい人相が変わっていました。

この頃からプレドニンに対するネガティブな感情が生まれ始めました。

プレドニン飲んでるのに喘息は治ってないし、副作用キツイし嫌だなという感情が湧いてきました。

プレドニンの服用量も20㎎/日まで落ち着いて来たのにやはり喘息の症状が辛くて担当医に相談しすると、5㎎ステロイドの量を戻そうという事になりました。

その日は通院後に出勤の予定で昼食後に内服量を増やしてから仕事に向かいました。

その仕事中の動作でしゃがみ込もうとした時でした、膝が曲がらず後方にのけ反って危うく転ぶ所でした。予想もしていなかったことだったので凄くびっくり。

プレドニン量を戻したことがキッカケとなったのか膝が曲がらない程に足が浮腫んでいました。

その後も足の浮腫みにも悩まされましたしこれがキッカケで副作用怖いなー!と強く思いました。

ただ、この副作用はプレドニンの内服が終われば無くなるものだから早く止められるように良くなろうと思っていました。

ふとした事がキッカケでパニック障害を引き起こす。

ガソリンスタンドへ灯油を汲みに行った時の事でした。

灯油を車に積み終えると給油待ちの車が目に入り、少しだけ急ごうという意識が働いて運転席まで走って戻り車を走り出させました。

灯油を担いだ事と走った事で呼吸が乱れ、「ヤバい!苦しい!」という感情に襲われる。

「ヤバイ!ヤバイ!」と連呼しパニックになり、過呼吸になり頭から血の気が引いた感覚になった所で少し落ち着きを取り戻しました。

幸い妻が助手席に居て落ち着くよう促してくれたので失神などをする事はなく落ち着きを取り戻した。この時はこれがパニック障害で、長く苦しめられる事になるとは思っていませんでした。

それからというもの、何か行動を起こそうとするとまたあの時のパニックが襲ってくるんじゃないかという恐怖心が湧き起こってくるようになってしまう。

着替える時、外出する時、階段を上がる時、入浴中、あらゆる状況において恐怖心が湧く、最初の内は過呼吸になる事も多々あり、恐怖心が増していった。

買い物などに出掛けても車からなかなか降りる事が出来ず何もせず帰宅する事も頻繁になる。

仕事においても会社に着いてから車を降りられない、出勤時間ギリギリに意を決して車から出る。

パニック障害が出てからは仕事がホントに辛かった。

工場勤務だった私は、今までは息を切らしながらでも動けていたのが息が切れる事が怖い。

だから呼吸が乱れそうだと感じたら動くのを止め、気持ちが落ち着いたら動き始める。

これの繰り返しで全く仕事が捗らず、それまでの半分程度の仕事量しかこなせなくなってしまう。

とにかくこの恐怖心を何とかして無くしたいとネットで情報をあさり、症状を和らげる方法などの動画を見たり、音楽を聴いたりと色々試しましたが、中々抜け出すきっかけは掴めません。

私の場合は実際に呼吸苦があると言うのが恐怖心を増幅させてしまっていた部分もあったと思います。

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妻が妊娠!苦しい日々の中にも喜び。

パニック障害が出てから僅か数日後、妻の妊娠が発覚した!

もちろん嬉しかったけど複雑な感情もあった、今自分がこんな状況で妊娠した妻をサポート出来るのか、また子供が産まれて家族を支えていけるのか。

この時は子供を作った事に対して無責任だったかなと思ってしまう事もあった。

それでも授かった新しい命を迎え入れる為に、妻をサポートする為に1日でも早くパニック障害を克服しよう!という気持ちだった。

少しづつ妻のお腹が大きくなるにつれ私にも実感が湧いてきていました、6ヶ月になった頃、前置胎盤と診断され、それまで通っていたクリニックから県立病院への転院が決まった。

妻はそれまで家事も普通にしていたが安静指示が出た為に実家に帰る事に。

私はアパートに残り生活をする事に。今まで家事なども妻に頼りきりだった為、全部自分でやるのは体力的にもキツかった。

夜、テレビを見ながら食事をとっていると突然不安に襲われる。

不安に押しつぶされそうな感覚になる。大丈夫、大丈夫と自分を落ち着かせ、バラエティー番組を見て恐怖心を払う為にテレビに1人突っ込みを入れる。

こんな日々が続いた。ホントに精神的に辛かった。

休職を願い出る。良くなる為の決断!

パニック障害を発症してから半年。

なかなか良くなるキッカケを掴めず、体力的にも精神的にも限界だった。毎日が辛くて仕方なかった。

子供が産まれる前にパニック障害から抜け出したかった。

担当医に相談し現在の呼吸機能と精神的な状態から就労不可という診断をもらい、上司に休職を願い出る。

社長もサポートするから良くなるまで休みなさいといってくれ期間を定めず休職に入る事にした。

休みに入るに当たり「傷病手当金」の支給を受ける事にしました。

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