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【肺気胸の体験談】胸腔ドレナージ処置を受けました!

投稿日:2017年11月23日 更新日:

こんにちは、kohapaです。

2016年、32歳の時に、肺気胸を経験しました。

その時の、治療や、経過などの体験談をお話します。

肺気胸になった経緯と私の事をちょっと

私は、100万人に1人と言われる「特発性肺へモジデローシス」という非常に稀な病気を抱えていました。プロフィール

気胸を起こす約1ヶ月前に、病気の悪化で休職する事にしました。

しかし、調子はあまり良くなく、夜中に激しく咳き込むようになり、痰が絡んで苦しくて眠れない程でした。

何とか痰を出すと、血の塊のような痰が出て、さすがに普通では無いなと思いましたが、私は持病のせいで感覚が狂っていました。

また、咳をしたり、大きく息を吸うと右胸にズキッという痛みがありました。

この時期は、1週間に1回通院していたので、次の通院日まで我慢しようと思い、4日間程、この状況を我慢しました。

後から考えると結構危険な判断でした。

病院へ行きレントゲンを撮ると、直ぐに右肺で気胸と胸水が溜まっているのがわかりました。

持病の事もあったので、当日に胸腔ドレナージによる処置を受ける事になりました。

胸腔ドレナージとは?

詳しく説明している専門サイトがあるので、ここでは詳しく説明はしませんが、気胸の治療は、重症度や経過によって以下の方法で治療します。

  • 安静にして経過観察
  • 針で空気を抜く
  • 肺にチューブを入れる(胸腔ドレナージ)
  • 手術

中等度~高度の場合に胸腔ドレナージが採用されるようです。

わき腹を2~3㎝切開し、胸の中にドレーンという直径6~7㎜の管を入れて、溜まった空気を体の外に出す治療です。

穴が自然にふさがるのを待ちます。

胸腔ドレナージ処置の体験談

結構しっかり目の処置室で行いましたが、雰囲気だけでも緊張してしまいます。

最初に切開する場所を決める為、先生が、肋骨を念入りに触って「ココが良いかな?こっちかな?」といった具合に探っていきます。

肋骨を下から数えて3本目と4本目の間を切開しました。

胸腔ドレナージは痛みはそんなに無い

痛いのは最初の麻酔注射だけです。

が、切開してからドレーンを差し込むのがちょっと嫌ですね。

完全に何かをわき腹から入れている感覚が伝わってくるし、結構体が揺れるくらいの力でドレーンを入れるのでちょっと怖かったですね。

また、私は大学病院で処置をしましたが、大学病院だと、比較的簡単な処置は経験の浅い先生が行う事も結構あります。

ベテラン医師から指導されながら処置を進めるので、受けている患者的には「大丈夫かよ?」と思ってしまいます。せめて始める前に伝えてほしいですよね。

処置そのものは1時間くらいで終了しました。

胸からの管はドレーン・バックという装置に繋がる。

胸腔ドレナージ

出典:看護roo!

処置が終わって直ぐは、肺の穴が塞がっていないので、胸に入っている管を通して吸引して肺を膨らませる事が出来る装置らしい。

また、肺からの廃液が溜まるようになっている。

麻酔が切れると結構痛い

処置は結構あっさり終わったので、安心していましたが、麻酔が切れると痛みが出てきました。

たったの2~3㎝程度の傷口で、これ程痛いとは思っていませんでした。

体を起こそうと、少し力が入っただけで激痛!

体を起こす、倒すは全てリクライニングに頼らざるを得ませんでした。

痛み止めを飲んでも効いているのは少しの間だけで、初日は体を動かしたくない程の痛みでした。

痛みで、ベッドをフラットにする事も出来ず、体を起こした状態で眠りましたが、3時間寝れたか?という程度の睡眠しか取れませんでした。

処置後は、自分で歩いてトイレへ行く事は可能でしたが、歩くと痛いので、トイレに行くのも辛い状態でした。

痛みは日を追うごとに減っていきましたが、処置後3日間は傷口の痛みが強かったです。

4日目のレントゲン

肺が膨らんできているかはレントゲンで確認をします。

4日目の午前中にレントゲンを撮ると、肺の上部は膨らんできているが、下が膨らんでこない、下の方をもう一度切開する必要があるかもしれないと告げられました。

4日目から痛みが少なくなり、ベッドを水平に近い状態にして眠る事が出来ました。

しかし、翌朝ドレーンバックに水が100㎖程溜まっていました。

恐らく、体を倒したことで肺の下に溜まっていた水がドレーンを伝って出てきたと思われます。

ドレーンが抜けるまでの間に約500㎖もの水が肺から出てきました。

水が抜けた為か、肺が全体に膨らんできて、もう一度切開するという処置は免れました。

ドレーン先端が当たる痛み

傷口の痛みは4日目以降だいぶ治まりましたが、今度は、動くとドレーン先端が肺内部で当たる痛みがありました。

この痛みは、ドレーンを抜くまでは我慢するしかないので、あまり無理に体を動かさないようにしていました。

10日目・ドレーンが抜ける事になった

胸腔ドレナージの治療期間は1週間くらいが基本だそうですが、私は、肺の膨らみが遅かった事と、胸水がなかなか治まらなかった事で、治療が少し長引きました。

10日目に肺がしっかり膨らんでいる事、穴が塞がった事が確認出来たので、ドレーンが抜ける事になり、病棟の処置室で行いました。

抜く時も麻酔注射を使いました。

抜く時まで知りませんでしたが、ドレーンは簡単に抜けないように皮膚に縫い付けてあったそうです。

糸をチョキチョキと切ってドレーンを抜きました。「ずるずるーー」って感じで痛みはありませんが気持ち悪かったです。

ドレーンを午前中に抜いて、正午頃退院する事が出来ました。

胸腔ドレナージを体験した感想

胸腔ドレナージの処置自体は大したことはありませんが、その後数日間、痛みとの戦いが一番つらかったです。

行動するにもドレーンバックを連れての移動なので、トイレに行く時などは面倒に感じました。

また、わき腹にドレーンが入っているので、どこか意識しているのか、夜もしっかり眠れている感じがしませんでした。

肺気胸は、一度経験すると再発の可能性があるので、特に治って直ぐはあまり無理に体を動かすような事はしないほうが良いようです。

しかし、しばらくすれば今までと変わらない生活が出来るようになります。

私の場合は、持病があって気付きにくかったのですが、胸に感じた事のない痛みや、経験のない咳がでたら、迷わず医療機関を受診する事をおすすめしっます。

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