こんにちはkohapaです。
20歳の時に100万人に1人の肺の難病である事がわかりました。2018年、34歳で肺移植手術を受ける事が出来ました。
お陰様で愛する娘と二人で散歩が出来る程元気になる事が出来ました。ドナーさんには感謝してもしきれません。
2018年の夏は数多くの災害が猛威を振るいました。
大阪北部地震、台風21号、北海道胆振頭部地震、多くの災害が人々を混乱に陥れました。幸い私の住む地域では大きな被害は無かったものの、約17時間という人生で一番長い停電を経験しました。
私は岐阜の山の中に住んでおり、通院している病院まで車で1時間半かかります。
また、多くの薬を内服しており、体調を維持する為には欠かせない薬です。
私の住む地域でも土砂災害などのリスクは少なくありません。
ライフラインが寸断されるような事態に陥った時に、自分の身を守るような備えが必要だと感じ、早急に準備に取り掛かる事にしました。
在宅酸素療法を取り入れている場合の備え
私は手術前までは在宅酸素療法を取り入れた生活をしていました。在宅酸素の機械には必ず電源が必要です。
停電で電気の供給がストップしてしまった場合は機械からの酸素供給が止まってしまいます。
これは酸素吸入が必要な方にとってはとても大きな問題だと思います。
発電機でも持っていない限りは機械から酸素吸入する事が出来ません。
在宅酸素療法を取り入れている方であれば、携帯用の酸素ボンベを数本常備しているので、緊急時には携帯ボンベに切り替える事になると思います。
そうなった時にボンベそのものが不足する事が無いように普段から天気予報などに注視して、台風接近前には余分にボンベを借りておくなどの対応をし、備えるのが大事だと思います。
その際、携帯酸素の機械を使うには乾電池が必要になります。
電池は災害が起きた後ではどこのお店でも品薄になる事が多いので、事前にたくさんの予備を準備しておいたほうが良いでしょう。
飲料水、生活水の備え
2018年の台風21号では停電に加え、断水になるという情報もありました。
幸い、私の地域は断水にはなりませんでしたが、飲料水は生きる為に必ず必要なので余裕を持ってストックしておきたいです。
移植手術後は内服薬の関係で、細菌やウイルスに対する免疫力が低下します。その為、飲み水も水道水を直接飲む事はやめたほうがいいという指導を受けている為、ペットボトルの天然水を必ず備えておくようにしています。
普段は、沸かした麦茶を飲料用、内服用にしていますが、薬の時間に麦茶を切らした時の為にもペットボトル天然水の備えは欠かせません。
一般的なペットボトルの天然水は意外と賞味期限が短いので箱買いした際には、賞味期限を箱に記入し、期限が近付いたら消費すると良いと思います。
ランタン・ラジオライトの備え
今回の停電でしっかり準備しておかなければいけないと思わされたアイテムです。
私は、アウトドアグッズが好きなのでガスランタンとLEDランタンを倉庫にしまっていました。
ロウソクで対応される人もいると思いますが、ロウソクはあまり光量がないのでかなり不便だと思います。
我が家はロウソクさえ備えていなかったのでランタンを持っていた事は本当に助かりました。
こちらが私の持っているガスランタンです。
アウトドア用のガスランタンですが、一般的なカセットガス缶が使えるので燃料がどこでも手に入るという点で気に入っています。
このガスランタンは光量も大きく200W相当の明るさがあるので1つあればリビング一帯を明るく照らす事が出来ます。
注意点としてはガスランタンなので喚起しながら使用する事、結構熱を持つので触って倒してしまわないよう安定感のある場所で使用するようにしましょう。
LEDランタン
ガスランタンは難しそうだし、ちょっと怖いという方にもLEDランタンは危険性も無いので安心して使える防災グッズです。
こちらのジェントスというメーカーは日本でトップシェアを誇るLEDライトメーカーです。
ランタンだけでは無く、様々な用途のライトを販売しています。
パワーバンク EX-000Rはまず明るい!これがあれば停電時でも安心感が持てる程の明るさを確保できると思います。
置くだけでは無く逆さにして吊るすことも出来るので、部屋全体を上から照らしてくれるように設置する事も可能です。
2m耐水、10m落下耐久と作りもかなり頑丈なので災害時はとても頼りになる存在だと思います。
大きなポイントとなるのが、USB機器への充電が出来るという事です!
災害時、停電になってしまうと情報はスマートフォンに頼る事になると思いますが、使いすぎると充電を使い果たしてしまいます。
普段の平和な生活の中でも、スマートフォンの充電が無くなると落ち着かないのに災害時に充電が無いのは不安で仕方無いと思います。
パワーバンク EX‐000Rはそんな不安も払拭してくれます。
明るさも確保出来て、スマートフォンの充電も出来る!災害時に持っていれば心強い事この上無しです。
※ちなみに充電して使用する事も出来ますが、単1アルカリ電池が3本必要です。
災害に備えて電池は多めに買っておきましょう。いつでも買える物ほど欲しい時に手に入らないです。
1つはもっておくべきアウトドアLEDランタンおすすめ15選!
LEDラジオライト いざという時の手回し充電
普段ラジオを使う機会はかなり減りましたが、災害時の事を考えるとやはり備えておくべきグッズだと思います。
最近ではスマートフォンの充電も出来るので持っていれば安心感もかなり違うと思います。
万が一、乾電池の備えも無い!となった場合に手回しで発電する事が出来ます。
太陽光発電もでき、電源がない緊急時でもライトやラジオの使用が可能です。
さらに、スマートフォンの充電をする事も出来るのでこれ1つあれば災害時も安心です。
どんなに便利な時代になっても、災害などの緊急時に役に立つのは意外とアナログ機器であったりします。
長期保存が出来る非常食の備え
近年は非常食のクオリティーも格段に上がり、味もとても良いようです。
2018年の多くの災害で非常食は売り切れが続出していたようです。
いつ来てもおかしく無いと言われている南海トラフ巨大地震に対する備えとして、国は従来目安としていた3日分から「最低でも3日分、可能な限り1週間程度」の非常食を確保するよう呼び掛けています。
5年間保存できるので1つあれば安心です。
内服薬を余裕持って処方してもらう事
私が普段通院している病院までは、高速道路を利用して1時間半かかります。
大きな災害に見舞われて、道路が寸断されるなどして通院日に病院へ行けないとなった時に一番困るのは薬を切らしてしまう事です。
担当医に相談して、少し余裕を持って処方箋を出してもらうようにしてもらっています。
まとめ
2018年の夏に日本や世界を襲った数多くの自然災害に対して本当に恐怖を感じました。
以前から備えをしなければいけないと思いながらもなかなか出来ずにいました。
今回ばかりはいざという時に家族を守れるよう、せめて大事な物の備えはしておこうと思い、実際に準備に取り掛かりました。
しかし、世間の皆さん考える事は同じです。特にネットショップなどを見ると、品切れを起こして、入荷待ちとなっているショップも多々見受けられました。
幸い、私の住んでいる地域は大きな被害はありませんでしたが、災害が起きてからでは遅いという事がよくわかりました。
備えるという事の大事さを痛感いたしました。
いつ誰の所にやって来てもおかしくない自然災害、他人事と思わず、最低限の備えをしておくことが大事だと感じました。