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新生児の聴力検査で再検査!?聴性誘発電位検査を受けました

投稿日:2020年8月26日 更新日:

こんにちはkohapaです。

2020年6月に次女が産まれました。

出産時の入院で色々と検査をするようですが、その中の聴力検査で左耳が聞こえていない可能性があるという指摘がありました。

それを受けて、別病院で再検査する事になりました。

出生児の聴力検査とは?

正式には「新生児聴覚スクリーニング検査」と言うそうです。

新生児聴覚スクリーニング検査とは、早期に難聴の有無を発見するために、赤ちゃんに行う聴覚検査です。

先天性難聴は1000人に1人か2人の率で出現すると言われ、難聴のあることに気づかずにいますと、ことばの発達が遅れたり、コミュニケーションがとりにくいなどの支障が起きます。

早く見つけて適切な支援をすることによって、赤ちゃんの言語の発達を助けることができます。

このためには、早期発見が必要ですが、通常の診察では判断することが困難なため、赤ちゃんの他覚的に検査が出来る専用のスクリーニング装置による検査が必要になります。

出典:NIHON KOHDEN 新生児の聴覚スクリーニング検査

どんな検査なのか?

小さな音をイヤホンから聞かせて脳からの電極反応を皮膚表面の電極で検出します。

痛みやかゆみなども無く、検査による負担は全くないとの事。

赤ちゃんが眠っていれば、10分以内で終わります。

次女のスクリーニング検査の結果は?

1回目のスクリーニング検査で左耳が聞こえていないかもしれないという結果でした。

退院の前日に2回目のスクリーニング検査を受けましたが、またも左耳だけ反応が無いという結果。

それを受けて、大きい病院へ紹介状を書いてもらい、再検査を受ける事になりました。

※通常、2回スクリーニング検査を受けて片耳もしくは両耳が要再検査となった場合は、精密検査が可能な病院を紹介され、精密検査を受ける事になるそうです。

この段階ではあまり心配しすぎる必要はない

要精密検査となる赤ちゃんは結構いるようで、その内の約8割は精密検査を受け問題ないと判定されるらしい。

なので精密検査が必要になったからと言ってこの段階では心配しすぎる必要は無いとの事。

受診日、早くない!?

退院の日に、精密検査が受けられる病院への紹介状を書いてもらいました。

妻は、看護師さんと話していた感じでは約1ヶ月後に受診するように紹介状を書いてもらうと言っていたらしいのだが、自宅に帰って受診日の確認をすると退院の2日後でした。

間違いかと思い、確認の電話をしましたが、「早い方がお母さんも安心かなと思って早く取った」という事でした。

確かにそうですが、退院して間もない小さな赤ちゃんを1時間かかる病院へ連れて行くのもちょっと不安だけどなと思った。

しかし、予約取ってくれているという事なので2日後に行くことにした。

一ヶ月後に再検査を受ける事になる

耳鼻科を受診した。

耳鼻科医師曰く

言葉の発達の為には0歳から言葉を聞いておくことが必要。

0歳台から1歳台に難聴がある為に脳に言葉が入力されていないと後々の言語発達に取り戻しの出来ない遅れが生じてしまう。

なので子供の難聴は早期発見が重要。

軽く診察した後、先生が「今日検査しますか?」と言った。

今日できるならそれでも良いかなと思いましたが、確認すると、検査の為に眠り薬を使用するかもしれないと言うので「生まれて一週間の子に薬を使うのはちょっと不安」と伝えると、1ヶ月後に精密検査に再度訪れる事になりました。

新型コロナウイルスの影響で検査を延期にした

2020年は新型コロナウイルスで世界中が蔓延しました。

検査前日、ニュースを見ていると翌日行く予定だった病院の小児科看護師が新型コロナウイルスに感染したと言っていた。

万が一、クラスターに発展するような事があったら怖いと思った為。翌日の検査はさらに1ヶ月後に延期。

さらに1ヶ月後「聴性誘発電位検査」を受けました

さらに1ヶ月後、ちょうど2ヶ月を迎えた頃に再検査を受けました。

聴性誘発電位検査とは?

精密検査の正式な名前が聴性誘発電位検査と言うそうです。

ベッドに仰向けになり、両耳につけたヘッドホンから繰り返し音(カチカチという音)聞かせる。

頭に2ヶ所と耳の裏に電極を付けて、聴覚からの刺激によって脳に生じる反応を調べます。

スクリーニング検査では35㏈(デシベル)という比較的小さな音1種類のみで検査を行うのに対し、聴性誘発電位検査では数種類の音の大きさで検査をして、どのくらいの音の大きさで反応が得られるかを見て聴力レベルを検査するようです。

検査時間は1時間程度と結構長いです。

新生児は基本睡眠中測定

この検査は小さな音を聞き取る検査なので静かな環境で患者自身もじっとしていなければなりません。

しかし、赤ちゃんにそれを求めるのは無理なので、前日に睡眠や昼寝時間を調整して眠りにつきやすい状態で病院に行く必要があります。

なので検査に合わせてミルクを飲ませるなど時間の調整が必要です。

多くの場合、検査に睡眠導入剤を使用する事があるようです。

次女が聴性誘発電位検査を受けた時の様子

検査が始まる段階で、眠っていなかったので睡眠導入剤を服用しました。

口に入った瞬間は甘みを感じるけど、飲み込んだ後は苦いという説明があった通り、飲み込んだ後にめっちゃ泣きました。

しばらくして眠りに就いたと思い、検査の準備に入るも、耳に貼る電極がどうも気に入らないらしく号泣。

そのやり取りを2回くらい繰り返し、泣きつかれたのが深い眠りに入ったのでその隙に電極を装着し、ヘッドホンを付けて無事検査を行う事が出来ました。

要した時間は1時間半ほどでした。

睡眠導入剤の効きが強かったのか、よっぽど疲れたのか、その日は大丈夫か?という位昼寝をしました。

精密検査の結果は?

精密検査の結果は、両耳とも問題無く聞こえていました。

20㏈(デシベル)が聞き取れると一般的な聴力と判断されるそうですが、20㏈ちゃんと聞こえていたようです。

たぶん大丈夫だと思っていた

検査が延期になった後の1ヶ月、暇を見て、次女の右耳を塞いで、手を叩いたり、話しかけたりしてみました。

まだ、2ヶ月だし確信を持てるという程では無かったけど、音や声に反応出来ているように感じていました。

右耳を下にして寝ている時に、上の子がおもちゃを落として大きな音がした時もしっかり「ビクッ」としていたので多分大丈夫だろうと信じていました。

再検査の結果、問題ないという診断でとても安心しました。

今後も健康に大きく育って欲しいですね。

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