こんにちはkohapaです。プロフィール
2018年、5月に肺移植手術を受けました。
術後の経過は良好で、手術前は手放せなかった酸素ボンベ無しで歩くことが出来るようになり、とても感動しています。
しかしながら、移植後の体調管理は非常に気を付けなければならない点が多くあります。
私自身、まだ始まったばかりの免疫抑制剤の服用ですが、免疫抑制剤との付き合い方について書いていこうと思います。
Contents
免疫抑制剤とは?何のために服用するのか?
移植手術を受けると、頂いた臓器を自分の免疫担当細胞や抗体が異物と認識し攻撃してしまいます(これを拒絶反応といいます)。
その為、臓器移植を受けた場合は一部の臓器移植を除いて、一生免疫抑制剤を服用する事になります。
基本的には、数種類の免疫抑制剤を組み合わせて服用する事になります。採血をして血液中の濃度を測り服用量を管理します。
私の服用している免疫抑制剤
- タムロリムス(通称:プログラフ)
- ミコフェノール酸モフェチル(通称:セルセプト)
- ステロイド薬(通称:プレドニン)
もちろん全てが重要な薬ですが、特に重要となるのがプログラフです。
採血結果により服用量の調整がされます。1日に2回決まった時間に指示のあった量を服用します。
私の場合は 9:00・21:00 の2回。血中濃度の安全域が狭い為、決まった時間、12時間置きに服用する事が重要です。
多く飲んでしまったり、12時間空けずに飲んでしまった場合は血中濃度が高くなり、副作用が出る事があります。
反対に飲み忘れをしてしまうと血中濃度が低くなり、拒絶反応が出てしまいます。
こういった事が無いように服用量、服用する時間をしっかりと管理する必要があります。
また、柑橘類(グレープフルーツ等)やハーブ類(セイヨウオトギリソウ)は、プログラフの代謝を阻害する作用があり、併用すると血中濃度が上昇してしまいます。
温州みかんなら大丈夫といった微妙な線引きがありますが、出来る事なら柑橘類は避けた方が良いようです。
免疫抑制=細菌、真菌、ウイルス感染に注意が必要!
免疫を抑制するという事は、細菌、真菌、ウイルスの感染に弱くなります。
感染を起こすと重症化しやすい為、特に注意が必要になります。
注意点
- 人混みを避ける!
- ペットとの接触禁止!
- 畑仕事など土を触る作業禁止!
- 外出時、マスク着用!
その他にも、注意すべき点は多くあります。
私は2歳になる子供がいますが、子供はよく風邪を引きますよね、仕方のない事ではありますが、その場合は悲しいですが、私は実家に避難する事にしています。
病院からも子供から感染する可能性が高い為、注意するように指導を受けました。
感染リスクを少しでも軽減する為、高性能なマスクを探す
免疫抑制剤を服用するにあたり、自分で出来る事は、細菌等、感染のリスクを少しでも軽減させる事だと思います。
外出時に必須となるのがマスクの着用ですが、ネット検索してみると、お手頃な物から高価な物まで、沢山のマスクが販売されています。
数あるマスクの中から、いくつか良さそうなものを見つけましたので参考にしてみてください。
bo-biカロリー Clever
マスクとしては高額な品ですが、スケートの羽生結弦選手が着用している事でかなり注目を集めた「くればぁ」の高性能マスク。
なんとフィルターは10層構造になっていて洗濯をして繰り返し使う事が出来ます。
こちらのマスクは単にウイルスなどから守るというだけでなく、トップアスリート向けとして作られているマスクでもあります。
呼吸筋を鍛えるフィルターや、呼吸に抵抗を与えカロリー消費をUPさせる事を目的としたフィルタ―が含まれているため、ダイエット効果もあるといわれています。
レビューの中には、呼吸に負荷を感じるといった投稿がありました。
呼吸器に疾患のある方や、持病をお持ちの方には逆に負担になってしまう可能性があるのでよく検討する必要があると思います。
モースマスク モースガード
インフルエンザ・PM2.5・ウイルス・感染症対策に対応した4層構造の使い捨てマスク。
0.1~0.3μmの微粒子を99%以上除去できるN99規格品。
クリンシア ガーゼマスク
抗ウイルス特許加工済みのクリンシアガーゼマスク。
マスクにウイルスが付着しただけで、99%ウイルスを不活性化してくれるガーゼマスク(京都府立大学での試験・実証済み)。
A型のインフルエンザウイルスに対して効果を発揮する。
洗濯して繰り返し使用する事が出来るマスクで、値段も手頃なので試しやすい。
番外編のウイルス対策アイテム
パーソナル空気清浄機 PURE SUPPLY(ピュアサプライ)
見えないイオンマスクで一日中呼吸をクリーンに。
わずか50gと軽量で首からかけて稼働するだけで、ピュアサプライから放出される大量のイオンが顔周辺に浮遊する有害物質(各種ウイルス・花粉などのアレル物質、PM2.5 etc)をはじき飛ばします。
花粉症の症状が緩和したというレビューが多く見られました。
マスクが出来ない状況下で携帯していると、安心感は随分違うのでは無いでしょうか。
まとめ
今まではマスクを購入する際は、最低限PM2.5対応でお手頃な事を重視して購入していました。
免疫抑制剤の服用が始まり今まで以上に感染という事に対して注意が必要になり、マスクについて調べると、かなり幅広い価格帯でマスクが販売されている事を知りました。
その中から、本当に良いマスクを見つけるのはなかなか大変ですが、説明をよく見ると一般的な物よりもフィルター構造が多くなっていたり、より小さな化学物質の侵入を防ぐフィルターを採用している物など様々です。
価格と機能、バランスの取れた自分にとってベストなマスクを見つけたいですね。